2013年5月4日土曜日

「魔女」がいるのに「魔男」はいないのか?


3月演奏会の「ヘングレ」ダイジェスト版では
保坂先生が「魔女」役を熱演されました。

そもそも「魔女」を男性が演じることがあるのか?
と思いましたので調べてみました (^^;)

検索すると「魔女」役を男性歌手が務めているケースは
結構多いようです

(例)
http://www.nissaytheatre.or.jp/program/2013/02/program-623.html
http://www.geocities.jp/wakaru_opera/hanselundgretel.html
http://www21.ocn.ne.jp/~smart/Ono090831a.htm

そこで「魔女」を調べてみると
「古いヨーロッパの俗信で、超自然的な力で人畜に害を及ぼすとされた人間、または妖術を行使する者のこと」(Wikipediaより
これに続いて「魔女は、多くの場合女性で、時には男性であったとされている」
と書かれてまして男性の「魔女」もいるそうなのです。(@@;)

ということは男性が演じるのも決しておかしい事ではないのです (^^;)

「魔女」と類似する存在として「魔法使い」や「魔術師」があります

ヘングレの「魔女」はドイツ語では Hexe です(英語では Witch )
ちなみにモーツァルトの歌劇「魔笛」は Zauber の笛(フルート)と書きます

明治以降、外国の言葉を日本語に訳する際に
それまで日本にあった概念に当てはめて言葉を作ったと
思われます。日本にも「魔物」はありましたので
前述の「超自然的な力で人畜に害を及ぼす」存在を当てはめて
それに当時の挿絵に使われた絵(参照:リンク1リンク2)などから
「女性」と思い込んで作られたのか
それにしても男性形・女性形が分かれているドイツ語や
フランス語でもそのように使われているのでますます
分けが分からなくなりました (--;)

日本ではTVアニメのせいなのか「魔女」のイメージについては
若い女の子からお歳を召された方までさまざまです

6月の演奏会では保坂先生に代わる「魔女」の代役が
入りますが、当初「露の精」の役を予定されていた方なので
・・・若い女性です(#多分 ;^^)

どんな魔女になるのでしょうか? (xx)☆\(ーー;

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